Is it just me or are a lot of N2 writing examples quite vague? Even when translated into English, I sometimes resort to "What's the point? Where is this going? etc."
Is this a cultural thing? Here is an example:
僕はいままで数多くの漫画やアニメで未来をイメージしてきた。未来を「想像」し、そこから作品を「創造」してきた。僕にとって想像と創造はごく近しい、混じり合ったものだと言っていいだろう。
では、イメージすること、想像することについて考えてみよう。僕は想像には二種類あると考えている。可能性が希薄でも許される「空想」と、確度の高いデータに基づいた「予測」だ。
空想は幻想的な意味での夢見る世界。予測はやがてこうなるだろうという現実の延長線上に浮かぶものだ。この二つが自分の頭の中で組み合わせられ、出来上がっていくものが僕にとっての「想像」だ。
「空想」の中には途方もないこともある。子供のときに考えていたこととなんら変わりがない、突拍子もないものも含んでいる。「夢」と言い換えてもいいだろう。しかし、夢や空想だけではどこかものたりない。そこで、現実の延長線上にある未来についての予測が必要になってくる。しかし、空想が現実からかけ離れるばかりかといえばそうではないし、予測が必ず現実を言い当たるというものでもない。どちらも、未来をイメージする=想像することのうちにあるのだ。
by nidontknow